自民・小池百合子氏会見 都知事選出馬を正式表明(全文1)推薦なしの立候補
まずは都議会を冒頭解散をしたい
そこで、じゃあ小池はいったい何をするのか。まず3つ、お伝えをしたいと思います。 いきなりですけれども都民目線の信頼を回復するために、都議会を冒頭解散をしたいと思います。よく分裂選挙ということが言われますけれども、分裂は都議会、自民党と都民の間の分裂ではないかと、このように思います。民心が離れては都民に寄り添った温かい政策は遂行されません。都民の声を聞いてみましょう。もちろん知事は解散、この冒頭解散は不信任が出ない限りは解散できません。解散するというのはまず議会からの不信任が必要であります。そこをまずチェックをしておきたいと思いますが、メディアの皆さんも今日、こんなにたくさん駆けつけていただいておりますけれども、国会における議員などのチェックは、もしくは海外視察などのチェックなどはこれまでも非常に細かく、厳しく行われてまいりましたけれども、地方議会についてはどうでしょうか。私はまだまだチェックが甘かったのではないかというふうに思います。舛添知事の問題についても同じでございます。 それから2つ目でございますけれども、2つ目はこの利権追求チームということでございます。単にオリンピック絡み、パラリンピック絡みだけではございません。財源が豊富なこの東京都においてはさまざまな利権が発生をいたしますけれども、それを1つ1つチェックしていくというのも、都民の信頼をもう一度取り戻すという意味では、重要なことではないかとこのように思っております。そして、それができてこそ、オリンピック・パラリンピックも、都民や国民の皆さま方から歓迎され、喜んでもらえるようなものになると、このように思っております。 どんな利権があるのかという話でございますけれども、これについては目安箱を設けたいと思います。皆さま方からの情報提供をお願いする、その段取りを取りたいと思っております。 もう1度失礼しますけれども3番目、舛添さんの問題でありますけれども、第三者の厳しい目とおっしゃっておられました。これについても公私混同の問題ですね。これについてはやはりもう一度チェックをする必要があるのではないかと思いますので、これはあらためて、舛添さんが任命するのではない第三者の委員会を設置するということが必要なのではないかと思います。本来はこれは、議会の役目でございます。これについては、私は国民の、都民の皆さま方の信頼を取り戻すという意味で、3番目にアイテムとして挙げさせていただいたところでございます。第三者委員会のメンバーについては公募ということも考えられると思います。