斎藤前知事巡る百条委員会 知事選への影響考慮し10月24日と25日は非公開に 優勝パレード補助金疑惑などで証人尋問予定
兵庫県の斎藤前知事への告発文書をめぐる県議会の百条委員会は、10月下旬に実施する証人尋問を、知事選挙の影響を考慮して非公開にする方針を決めました。 百条委員会の理事会が3日開かれ、24日と25日の委員会では予定通り、プロ野球・阪神とオリックスの優勝パレードをめぐる補助金の疑惑などについて、証人尋問を実施することを確認しました。 ただ、斎藤前知事の失職に伴う知事選が31日に告示となることを受けて、次回の証人尋問は非公開とする方針です。 斎藤前知事に出頭を求めるかどうかは、次回11日の会合で決めるということです。 奥谷謙一委員長は、「(斎藤氏は)知事ではなくなったが、従来通り証人尋問などで調査に協力していただく」「冷静に客観的に事実認定できるよう努める」と話しています。
ABCテレビ