同僚が忙しすぎて、毎日「昼休み」も働いています。帰りも遅いので心配なのですが、「休憩なし」って大丈夫なんですか? 残業代などは付いているのでしょうか…?
昼休みに働かざるを得ない場合の対策
仕事量が適切ではなく、昼休みも働かざるを得ない場合には、まず直属の上司に相談してみましょう。仕事量の多さのために休憩を取れていない事実を、上司が把握できていない可能性があるからです。上司の対応が望めなかった場合、次は会社の人事に相談します。「働き方改革」が叫ばれる現代なので、何かしら動いてくれる可能性は高いでしょう。 それでもダメな場合には労働基準監督署へ申告します。ただ、今後もその会社で働き続けるつもりであれば、名乗ることに抵抗があるかもしれません。迅速な対応が難しくなる可能性がありますが、匿名での申告も可能なので検討しましょう。
まとめ
仕事量が多すぎて昼休みも働かなければならない場合、その時間に対して残業代が支払われなければなりません。残業代が付いていない場合には違法である可能性が高いので、上司や労働基準監督署などへの相談をおすすめします。 人の集中力の限界は90分程度といわれています。仕事が忙しいと、10分、30分が惜しくなり、昼休みをつぶしてしまう気持ちもわかりますが、オン・オフを切り替えることも大切です。 昼はしっかり休んで栄養を補給すると、午後からの集中力も上がるでしょう。昼休みをしっかり取っても、意外と終業時間の着地は同じになるかもしれないと同僚に伝えてあげてください。 出典 厚生労働省 労働時間・休憩・休日関係 e-Gov法令検索 労働基準法 執筆者:佐々木咲 2級FP技能士
ファイナンシャルフィールド編集部