10年ぶりに最終節までもつれた三つ巴のJ1優勝争いを展望!「勝たなければいけないのは相当なプレッシャー」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #211』では、最終節を迎える明治安田J1リーグを特集した。 ●【動画】サンフレッチェ広島×東方|ハイライト
明治安田J1リーグは、今週末に最終節が行われる。今季は、首位のヴィッセル神戸が勝ち点69、2位のサンフレッチェ広島が68、3位のFC町田ゼルビアが66。10シーズンぶりに3チームに優勝の可能性がある中、最終節を迎えることになった。 また勝ち点で並んだ時に重要になる得失点差は、広島が「+31」と大きくリードしている一方で町田と神戸は「+22」で並んでいる。最後は得失点差が優勝争いの明暗を分けるという展開も十分に考えられる。 そんなJ1優勝争いをMCの内田篤人氏とゲストの安田理大氏が展望した。 最終節では、神戸がホームで15位の湘南ベルマーレと対戦する一方で、広島は4位のガンバ大阪と、町田は5位鹿島アントラーズとそれぞれ敵地で戦うことになる。 シーズン開幕前から神戸の優勝を予想していた安田氏は、「勝たなあかんって相当なプレッシャーだと思いますよ。だから先制点を早く取れたらバーっていっちゃうと思う。それがズルズル引きずってしまったら、湘南めちゃくちゃ粘るから」と先制点をポイントに挙げた。 一方の内田氏は、前節の柏レイソル戦で劇的な同点ゴールを決めた武藤嘉紀が「武藤が試合後に良いインタビューをしていたんですよ」と言い、「『ここまで来て、この試合で地に足がついていない奴がいる。何やってんだ』と。そういう厳しい意見を出せる選手はやっぱり優勝も経験して。『ここ一番で圧倒して勝ちます』と言っていた。そういう選手がいるのは大きい」と試合後のコメントを紹介した。 また内田氏は、最終節の対戦カードにも着目し、「ガンバと鹿島がそれを許すのか。歴史あるクラブなので」と上位対決となる広島や町田にとっては難敵をしかも相手の敵地で倒さなければいけないというミッションが待ち受けている。 今季のJ1リーグは泣いても笑ってもラスト1試合。最後にシャーレを掲げて、歓喜の瞬間を迎えるのはどのチームになるか。J1最終節から目が離せない。