上田綺世のPK弾で先制! 狙い持ったバーレーンに苦戦も日本が1点リードで試合折り返す【2026W杯アジア最終予選】
日本代表は10日、アウェイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第2節のバーレーン代表戦に臨み、1-0のスコアで前半を終えた。 【動画】上田綺世がレーザーポインターにも負けずPKを蹴り込む! 2大会連続で敗れていた鬼門の最終予選初戦で、中国代表相手に圧巻の7-0の圧勝を飾ったサムライブルー。その勢いに乗って連勝を狙ったアウェイ初戦ではオーストラリア代表相手に番狂わせの1-0の勝利を収めた曲者と激突した。 森保一監督は中4日の一戦に向けて先発1人を変更。久保建英に代えて鎌田大地が[3-4-2-1]の2シャドーの一角に入った。 立ち上がりからボールを保持して相手を押し込む日本。9分には三笘薫が左サイド深くで仕掛けて右足インスウィングのクロスを供給。これに逆サイドのウイングバックに入った堂安律が大外に飛び込んでスライディングシュートを狙うが、このシュートは惜しくも左ポストを叩いた。 この直後にはパスミスからバーレーンのカウンターを浴びて左サイドからボックス内に持ち込んだマルフーンに右足を振られるが、ここはDFのブロックで事なきを得る。ただ、以降はメリハリが利いた相手の[4-4-2]の守備ブロック攻略に手を焼き、なかなかリズムを作り出せない。 飲水タイムでのコミュニケーションを経て、若干攻め方に変化を加えた日本。34分には遠藤航のスルーパスに反応した鎌田がボックス右ライン際でクロスを供給。これがスライディングでのブロックを試みたDFアル・クラシの左手に直撃すると、主審はPKを宣告。ここでキッカーの上田綺世はホームサポーターによるレーザーポインターの嫌がらせにも動じることなく、強烈なシュートを左隅に突き刺して37分の先制点とした。 良い時間帯にリードを手にした日本は相手の反撃を冷静に受け止めながら、三笘の鋭い仕掛けで2本目のPK獲得という際どいシーンも作り出したが、これはPKとはならず。全体的には相手の徹底した戦い方に苦労したものの、試合巧者の戦いぶりによって優位な形で前半を終えた。 バーレーン代表 0-1 日本代表 【日本】 上田綺世(前37[PK])
超WORLDサッカー!
【関連記事】
- 【動画】上田綺世がレーザーポインターにも負けずPKを蹴り込む!
- 日本代表のスタメン発表!中国戦からは1名変更、久保建英に代えて鎌田大地を起用、メンバー外は中国戦と同じ4人【2026北中米W杯アジア最終予選】
- 【日本代表プレビュー】7ゴール完勝の日本、虎視眈々と連勝目指すバーレーン相手に先発は数名入れ替えか?/vsバーレーン代表【2026W杯アジア最終予選】
- 日本代表、バーレーン代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
- 「意思疎通も判断もアジアカップの時よりはよくなっている」。1月にオウンゴールを献上したバーレーン戦で違った自分を見せつけたい鈴木彩艶【新しい景色へ導く期待の選手/vol.48】