【絵本のことば】『あおい目のこねこ』|「むかし、青い目のげんきなねこが おりました。…」
古今東西の名作絵本から、印象的なことばを日替わりで紹介。青い目をもつこねこの冒険を描いた、デンマークの人気作家の代表作から。 【フォトギャラリーを見る】 むかし、青い目のげんきなねこが おりました。 あるとき、こねこは、ねずみのくにを みつけにでかけました。 デンマークの人気絵本作家、エゴン・マチーセンの代表作。おなかがすいた、あおい目のこねこが「ねずみのくに」を探す旅に出る。墨一色の絵筆で描かれたあおい目のこねこは瞳だけがブルーで、それが強烈な印象を残す。ラフなタッチは、今で言うヘタウマな画風だがそれが漫画的で愛嬌があり、愛着が持てる。はりねずみやいぬなど、そのほかの登場キャラクターも魅力的。
photo_Kazuyoshi Aoki text_Kana Umehara, Ayumi Shirasaka edito...