元フジ渡邊渚がPTSDを語る「偏見のない世界につながればいいな」
今年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さんが11日、インスタグラムを更新。PTSDに関する講義を行っていることを明かした。 【画像】渡邊渚さんが投稿したニットワンピ写真 渡邊さんは、2020年にフジテレビに入社。23年7月から病気療養し、今年8月末で退社した。療養の理由については「長い時間をかけて治療した原因は、【PTSD 心的外傷後ストレス障害】を患っていたから」などとと明かしている。 この日は大学の心理学部の生徒にむけて講義を行っている写真を添えて「実体験をもとにPTSDのこと、持続エクスポージャー療法のこと、不安の打ち消し方などをお話ししました」と記した。持続エクスポージャー療法とは、段階的に不安の原因を取り除いていく治療法で、かなりの効果が期待されるものだという。 また、講義を始めた理由については「もしこの先、私のようにPTSDになってしまった方が、それがどんな病気でどんな治療があるのかなどの情報にアクセスしやすくするため」「私が話すことで、誰かの何かを考えるきっかけになり、アイディアを引き出せる可能性もゼロじゃないと思っています」とつづり「それが結果的に、精神疾患により優しく、偏見のない世界につながればいいなと!」と社会に対する前向きな思いを記した。 他にも「PTSDになっても、精神疾患になっても、こんなに元気になった人もいるよという希望の一つになれれば...!!」という思いもあるようで「こうした活動を今後も積極的に行っていきます!」と元気に宣言した。
東スポWEB