函館の人口、2070年に8万人 市が推計 20年比で7割減
【函館】函館市は28日、同市の2070年時点の人口が約8万人となり、20年比で7割減となる将来推計を明らかにした。65歳以上の老年人口が全体の半数超を占め、15歳未満の子どもは5%を下回る結果となった。 【動画】新函館北斗駅に到着 ディズニーキャラ新幹線 同市によると、70年時点の推計人口は7万9984人。内訳は15歳未満が3917人(4.9%)、15~64歳の生産年齢人口が3万2908人(41.1%)で、65歳以上の老年人口は4万3159人(54.0%)。45年には老年人口が生産年齢人口を上回るという。住民基本台帳によると、10月末現在の人口は23万6944人。 市は合計特殊出生率の19~22年の平均値や、15年と20年の国勢調査に基づいた転出入数を基に、いずれも現状のまま推移すると仮定した。