夏は人混みを避け、自然に触れる機会を増やそう（撮影：松本拓郎）

　子どもはもちろん、大人にとっても楽しみな夏休みのお出かけ。しかし、有名観光地には多くの人が集まり、自分たちのペースで遊べないことも多い。今回は首都圏からちょっと足を延ばすことで、人混みを避けつつ自然の中で遊べる千葉・埼玉・神奈川のスポットを紹介する。 ■【画像】都心から少し足を延ばせば人ごみも避けられる! 鉄道や湖畔、海など日帰りでも自然の絶景が思い出に残る、子連れ・ファミリーで訪れたいスポット（写真をすべて見る）

■電車での移動を楽しめる! 千葉県・小湊鐵道

　1か所目は、千葉県の小湊鐵道。電車好きな子どもたちにとっては、いつも乗っている電車とは違うレトロで趣のある雰囲気と、車窓から見える自然あふれる景色に心踊る場所だ。車で出かけることの多い夏休みだが、電車に乗ること自体を楽しむ貴重な体験もいいのでは。 　電車に乗るのはもちろん、小湊鐵道沿いにあるスポットもおすすめ。ゾウをはじめとしたさまざまな動物と触れ合える「市原ぞうの国」や、湖のほとりに位置する「市原湖畔美術館」、自然の中のハイキングを楽しめる「養老渓谷」など、幅広く楽しめるスポットがあるので、1日かけて小湊鐵道沿線を満喫できるはずだ。

■北欧の空気感を味わえる! 埼玉県・メッツァビレッジ

　次に紹介するのが、埼玉県にあるメッツァビレッジ。有名観光地の秩父より都心に近い。多くの自然が残る飯能市に位置する。隣にはムーミンバレーパークがあり、聞いたことがある方も多いはず。 　メッツァビレッジの特徴は北欧を感じる空間と、緑と湖に囲まれた自然溢れた場所である点。湖でボートに乗れば、その特徴を存分に感じられるだろう。その他にもアート体験など、子どもが楽しめる催しが開催されており、今までしたことのない体験ができるかも。 施設名　メッツァビレッジ 住所　〒357-0001　埼玉県飯能市宮沢327-6 営業時間 10:00～20:00 （季節により変動あり） ※営業日時はホームページよりご確認ください。

■市街地から足を延ばした先のビーチへ! 神奈川県・由比ヶ浜

　最後は鎌倉にある由比ヶ浜。鎌倉は日本でも有数の観光地で人が多いところだが、市街地の喧騒を抜けて由比ヶ浜まで足を延ばすと、のんびりと海を眺められる。特におすすめは夕暮れ時。暑い時間を避けることで、日差しを気にせず砂遊びをしたり、砂浜を走ったり、海に入ったりと様々な楽しみ方ができる。 　また、由比ヶ浜からさらに10分ほど東にある材木座海岸もおすすめだ。鎌倉にある海岸の中で一番の遠浅の海岸で、子ども連れに適した海岸と言えるだろう。ぜひ足を運んでみてほしい。