異様光景…“掲示板ジャック”も…東京都知事選挙 ポスター貼り「3カ所」に密着
■銀座では…“貼り間違え”も
一方、20日午前10時半の東京・銀座のポスター掲示板では、最初のポスターが貼られました。 こちらのボランティアは、中央区内26カ所を担当していて、この場所が1カ所目だといいます。 ポスターを貼りに来た ボランティアの女性 「ラッキーセブン、7番なんですよ。ラッキーセブンなんで、投票日が7月7日。7番ということで、やっぱり私が推す候補者は、持っているなと思いました」 うまく貼るための秘策もあるそうです。 ポスターを貼りに来た ボランティアの女性 「これ(定規)を使って空気が入らないように、ヒューと押して押さえながら、内装屋さんみたいな感じでやってみました」 「(Q.出来栄えはどうですか?)素晴らしいです」 幸先よいスタート。この調子で、すぐ隣の掲示板にも移動しますが…。 ポスターを貼りに来た ボランティアの女性 「あぁ…」 「妥協ですね…ここ…」 「(Q.どうですか、貼ってみて?)2回目はうまくいかなかったですね。ちょっと気泡が入ってしまいました」 なかなか上手くいきません。 ポスターを貼りに来た ボランティアの女性 「早く終わりたい、終わればいいけど。1日楽しみたいと思っています」 しかし、このポスターには問題がありました。 先ほどのボランティアの人が1枚目のポスターを貼ったのは7番でしたが、同じポスターが6番に貼られています。 間違えて、横の枠にポスターを貼っていたのです。急きょ、ボランティアチームの責任者が駆け付け、対応することになりました。 ボランティアチームの責任者 「(間違って貼っても)ルールで、勝手に剥がしたりしてやってはいけなくて。選挙管理委員会に報告を我々は全員ボランティアなので。事務局を通して連絡をしてもらって」 しかし…。 ボランティアチームの責任者 「(Q.どんな感じか?)とりあえず、選管の指示を待つ。電話してもつながらないそうです」 連絡が来るまで待ち続けること、およそ2時間。 ボランティアチームの責任者 「じゃあ、いきますか」 間違って貼ってしまった枠の陣営が来たため、お互い立ち会う中でポスターを剥がし、貼り直すことになりました。 ボランティアチームの責任者 「あー良かった」 6番のポスターを無事貼り終え、一件落着。 ボランティアチームの責任者 「(Q.ここが一番最初だった?)一番最初です」 「(Q.結果的には、中央区で一番最後?)最後です。最初に貼って、最後になりました」 ハプニング続出のポスター貼り。一方で手際よくポスターを貼り終える人もいました。