「シーズン終盤にタイトルレースに復帰……」 リヴァプールDFアーノルド、シティの復調を警戒
4連覇中の王者を警戒するのは当然だ
20-21シーズンから4シーズン続けてプレミアリーグを制しているマンチェスター・シティ。しかし、今季は主力の高齢化、怪我人続出のアクシデントが重なって不調に陥っており、直近の10試合で1勝しか挙げられていない異常事態が発生している。すでに首位リヴァプールとの勝ち点差は9にまで広がっており、今夜行われるマンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーは是が非でも勝つ必要がある。 近年シティとプレミアリーグで熾烈な優勝争いを繰り広げてきたリヴァプールの主力であるトレント・アレクサンダー・アーノルドは『Sky Sports』のインタビューで、今季のシティの不調について言及している。 (今季のシティの成績についてどう思いますか?)「みんな驚いていると思うよ。シティに勝つチャンスがあるとすれば、それはクリスマス前だと常に言ってきた。彼らはシーズン最初の3、4か月で足元を固めているんだと思う。クリスマスが終わって新年を迎えたら、その時点でシティに勝てるかどうかは忘れる必要がある」 「そんなチームはそうそうないからね。新年を迎えて調子を取り戻せば、1、2試合は引き分けるかもしれないけど、5か月間負けなしで戦うと思う。彼らは勝ち続ける。だからそうなっても驚かない」 「今季の彼らはかつてないほど勝ち点を落としているが、4連覇し、3冠を達成したチームだ。ワールドクラスの選手を擁し、もちろん監督も素晴らしい。彼らを除外することは決してできないし、シーズン終盤にタイトルレースに復帰していても驚かないよ」 このようにアーノルドはシティの復調を警戒している。調子を取り戻すとすれば、冬の移籍市場後であり、今後のシティの動きに注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部
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