【武蔵野S】前走の敗因はノロノロ台風! 逆襲必至の〝穴馬〟発見
[GⅢ武蔵野S=2024年11月9日(土曜)3歳上、東京競馬場・ダート1600メートル] 9日のGⅢ武蔵野Sに出走するメイショウテンスイ(牡7・河内)の厩舎コメントには「前走は台風で順延になって調整が難しい面があった」とある。前走とは、佐賀競馬場で行われたJpnⅢサマーチャンピオンのこと。8月29日(木)に行われる予定が、各地に甚大な被害をもたらした〝ノロノロ台風〟10号の影響で順延されたのだが、1日や2日ではない。なんと、3日後の9月1日(日)に開催されたのだ。 順延が決まった時点で既に現地に到着していたメイショウテンスイは、日曜まで滞在せざるを得ない状況に。さらに、開催が週末にかかったため中央の騎手が乗れなくなり、鞍上も西村淳からの乗り替わりを余儀なくされた。河内調教師いわく「初騎乗の鞍上で勝手が違ったのもあった」というから、いろいろな意味で影響が大きかったのだろう。「1番人気9着」という結果はノーカウントでいい。 その点、今回は順調&絶好調。1週前の時点で河内調教師は「鞍上(吉田豊)も2走前(ジュライS1着)に乗って好感触を得てくれているので」。台風の暴風は困りものだが、今回は〝いい風〟が吹いてきたようだ。
東スポ競馬編集部