直木賞作家らが体操服に!人気博した「文士劇」66年ぶりに大阪で上演へ
人気作家らによる「文士劇」(なにげに文士劇2024実行委員会主催)が、今秋大阪で66年ぶりに上演されることになり、大阪市内のスタジオで28日、出演者の衣装合わせと写真撮影が行われた。
文士劇は、明治期に尾崎紅葉らが始めたとされる。昭和初期には文芸春秋社の「文春文士劇」が始まり、戦後、三島由紀夫や石原慎太郎らが出演して人気を博した。関西では、小磯良平ら画家や作家による「風流座」が1951~58年に公演した。 この日は、出版関係者らを含めた18人が、舞台衣装となる体操服やセーラー服を着て写真撮影した。朝井さんは「作品のジャンルやキャリアを超えた交流を継続し、文化に育てたい」と意気込んでいた。公演は11月16日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで。