日米関係への尽力期待、米次期駐日大使指名巡り官房長官
Rie Ishiguro [東京 17日 ロイター] - 林芳正官房長官は17日午前の会見で、トランプ次期米大統領が駐日大使にジョージ・グラス氏を指名すると発表したことについて「早期に着任し、日米関係のために尽力いただくことを期待する」とコメントした。 グラス氏は投資銀行経営の経歴を持ち、トランプ政権一期目にポルトガル大使を務めた。就任には米議会上院の承認が必要となる。 また、林官房長官はトランプ氏が石破茂首相との会談に意欲を示したことについて「日本を重視する前向きな発言を歓迎する」と述べ、米側と意思疎通を継続していると説明した。 トランプ氏は16日の記者会見で、来月20日の大統領就任式前の石破首相との会談はあり得るとの考えを示した。石破首相は11月、トランプ氏との会談を調整したが、見送りになっていた。