ノージャケットOK、市職員の通年軽装へ 名札も「名字のみ」に 11月から市原市
市原市は、職員の多様なワークスタイルの確立と安心して働ける環境の整備を目指し、軽装勤務通年化と名札表記変更を11月1日から実施すると発表した。 市は例年5~10月の期間はクールビズでの勤務を励行してきたが、今年11月以降は年間を通じてノーネクタイやノージャケット、フリース、カーディガン、タートルネック、スニーカーなどの軽装を認める。 より快適な環境で作業することで業務の効率化や職員のストレス軽減を図り、市民サービスの一層の向上につなげたい考え。式典出席などの際は、その場に合った服装で対応する。 名札はフルネームから名字のみに変更。名札のサイズに変更はないが、文字を大きくし、誰にでも見やすく読みやすいユニバーサルデザインフォントを使用する。 交流サイト(SNS)の普及に伴い、氏名がインターネット上に公開されるなど職員のプライバシー侵害につながる恐れがあり、安心して働ける環境を整えるとしている。