落選議員は今何を?維新・音喜多駿氏はコンサル会社非常勤役員の職得るも政治活動継続…自分のポスター剥がして回る日々「石丸新党に行くことはありませんね」
「政治の道を諦めたわけではありません」
音喜多氏には、公設と私設合わせて6人の秘書がいた。 その就職先を探し、自らの収入も確保しなければならない。 日本維新の会 音喜多駿・前政調会長: 政治の道を諦めたわけではありませんので、政治活動の時間も確保したいということになると、いわゆるフルタイムの正社員という形になるのかどうかとか、そのへんも考えながら、就職先、仕事を探さなきゃいけないなと。 その後、音喜多氏はコンサルタント会社の非常勤役員の職を得た。 しかし、政治活動は続けるということで、13日、その姿は衆議院の議員会館にあった。 維新では落選すると、いったん選挙区支部長を自動的に解任されるシステムになっている。 これからも維新での活動を続けたいのか、党の選挙対策本部が面談で確認している。 日本維新の会 浦野選対本部長代理: まず最初に、今回の選挙戦を終えた自分なりの総括をしてもらえたらと思います。 日本維新の会 音喜多駿・前政調会長: 今回貴重な機会をいただいたのにもかかわらず、力が及ばず落選となりましたこと、おわびを申し上げたいと思います。「維新は自民党と一緒になってたよね?」というところで、野党にもかかわらず、ちょっと“与党枠”に入れられてしまっているんじゃないか。 そして今後、衆議院に再びチャレンジしたいのか、2025年の参議院選挙を目指すのかも問われた。 日本維新の会 音喜多駿・前政調会長: 率直に、まだ迷っている気持ちであるとか、今後、逆にどうすればいいと思うかとか、そういったことは話し合いさせていただいた。 2025年の東京都議選に向けては、あの石丸伸二氏が新党を立ち上げる意向を示したが、音喜多氏は「石丸新党に行くことはありませんね。選挙でも政策でも切磋琢磨(せっさたくま)して争えばいいんだと思います」と話した。 これからも維新で活動していくという音喜多氏が、永田町に戻る日は来るのだろうか。 (「イット!」11月15日放送より)
イット!
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