創業140年の老舗百貨店「最後の初売り」 今年3月末で閉店 福袋に長い列「さみしい気持ち、最後の記念に」
今年3月末に閉店する長野県松本市の井上百貨店で2日、最後の「初売り」が行われました。 井上百貨店には午前10時の開店前に長い列ができました。 お目当ては福袋です。 2025年3月末に閉店する井上百貨店。1885(明治18)年に呉服店として創業しました。 最後の初売りには創業140周年も記念して1万4000円の福袋を100個用意しました。 1万5000円分の台所用品と1万円分の商品券が入っています。 福袋を購入した男性: 「妻と一緒に開けて中身を確認したいと思います。小さい時からあったので閉店はさみしい気持ちがあります」 福袋を購入した女性: 「お目当ては福袋の中身のフライパンです。最後の記念にと思う気持ちと一緒に購入しました」 井上百貨店「最後の初売り」。 各売り場にも多くの客が訪れにぎわいました。
長野放送
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