大津の保護司殺害事件 容疑者の鑑定留置終了 18日までに処分判断
大津市の民家で5月、保護司の新庄博志さん(60)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された無職の飯塚紘平容疑者(35)について、大津地検は11日、事件当時の精神状態などを調べる4カ月超の鑑定留置を終えたと明らかにした。勾留期限の18日までに刑事処分を判断する。 飯塚容疑者は5月24日から26日までの間、新庄さんの上半身を刃物で突き刺して殺害した疑いが持たれている。6年前の強盗事件で執行猶予付き有罪判決を受けて保護観察中で、新庄さんが担当保護司だった。逮捕直後には「自分はやっていない」と容疑を否認していた。【菊池真由】