【日本ハム】ハワイ出身のマイカ与那嶺が入団テスト 大伯父は元中日監督で巨人V10を阻止したレジェンド
日本ハムは8日、米ハワイ出身のマイカ与那嶺内野手(24)の入団テストを秋季キャンプが行われているエスコンフィールドで実施した。 日系アメリカ人のマイカは、元巨人の外野手で中日監督などを歴任した与那嶺要氏を大伯父に持つ一塁手兼捕手。フリー打撃では右打席から49スイングで安打性19本、2本のサク越えを披露し「僕のおじいさんが日本で野球をやっていたので、いつか日本で野球をやりたいという思いがあった。それを求めて今回の機会をいただきました」と笑みを見せた。 祖父の兄は「ウォーリー」の愛称で親しまれた要氏で、51年に戦後初の外国人選手として巨人に入団し、首位打者3度、MVPを1度獲得。74年には中日監督として巨人のV10を阻止した球界のレジェンドだ。 この日は捕手で二塁へのスローイングを披露。一塁でもノックを受けた。高校卒業後はフィリーズにドラフト指名されて22年まで在籍。今季は米独立リーグのボイシ・ホークスに所属して96試合で打率3割3分8厘、24本塁打、96打点を記録し、現在はFA。9日までテスト予定で「新天地を日本に求めたい」と意気込んでいた。
報知新聞社