【尾頭橋S】伏兵フタイテンロックが待望のJRA初V 小崎綾也「持ち味を生かすレースができました」
14日の中京メイン・尾頭橋ステークス(3歳上3勝クラス、ダート1800メートル)は8番人気のフタイテンロック(牡5・佐藤吉)が2番手追走から直線で早めに抜け出し、JRAでの初勝利を飾った。勝ち時計は1分51秒3(良)。 道中は逃げたコルドンルージュをマークする形で運んで早めに先頭に立つと、1番人気のマルブツプライド、外から猛然と追い込むフルオールをクビ差で振り切った。「しぶとさが持ち味で、それを生かすレースができました。これまでハンデ戦で結果が出ていて、前走は定量戦で崩れましたが、いろいろな経験が生きたと思います。返し馬から活気があって、中京でも走っていた馬ですからね」と初タッグで結果を残した小崎は会心の騎乗に頬がほころんだ。 3走前のGⅢシリウスS、2走前のリステッド・ブラジルCでは、ともにハンデ戦ながら格上挑戦で3着していた実力馬。次走は未定だが、当地とは好相性だけにまた中京競馬場で姿を見ることができそうだ。
東スポ競馬編集部