大谷翔平「1番・DH」 デコピン入り特製スパイクで本塁打メジャー全30球団制覇なるか 元巨人マイコラスと5カ月ぶり対決
「カージナルス―ドジャース」(16日、セントルイス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場することが発表された。ここまでメジャー29球団から本塁打を記録しており、30球団目となるカージナルスから3戦ぶり38号を打てば、メジャー制覇となる。同3連戦ではMLBの企画イベント「プレーヤーズ・ウイークエンド」が実施。ドジャースの公式Xは、同選手が試合で使用する愛犬デコピンのイラストが入った特製スパイクや、「改善」の漢字が刻まれたバットの画像を投稿した。 大谷はここまで119試合に出場し、ナ・リーグ6位の打率・294、同1位の35本塁打、同2位の85打点をマーク。また、同3位の35盗塁を記録し、トリプルスリーや史上6人目の「40本塁打・40盗塁」も射程圏内にとらえている。 8月は13戦6本塁打でナ・リーグのキングの座を守っているが、月間打率は・179(56打数10安打)、出塁率・230、OPS・730。一時は首位打者にも立ち、三冠王を狙える位置にいたが、やや安定感を欠く打席が続いている。 カージナルスの先発は15年から17年まで巨人でプレーしたマイコラス。米球界復帰6年目の今季は24先発、8勝9敗、防御率5・30と苦しんでいる。大谷は3月28日の本拠地開幕戦で対決し、右翼線二塁打、四球、右前打だった。通算成績でも5打数4安打と圧倒している。 チームは前カードのブルワーズ4連戦で2連勝のあとに2連敗。ナ・リーグ西地区首位を走っているが、2位のパドレスとダイヤモンドバックスとのゲーム差は今季最少の2に縮まっている。マイコラスを攻略して連敗を止めたいところだ。 ▽ドジャースのラインアップ 1番・DH 大谷 打率・294 37本塁打 86打点 OPS・994 2番・右翼 ベッツ 打率・309 11本塁打 43点 OPS・898 3番・一塁 フリーマン 打率・290 17本塁打 71打点 OPS・881 4番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・269 26本塁打 80打点 OPS・831 5番・二塁 ラックス 打率・248 7本塁打 42打点 OPS・679 6番・捕手 スミス 打率・251 16本塁打 62打点 OPS・772 7番・遊撃 ロハス 打率・272 3本塁打 24打点 OPS・711 8番・中堅 キアマイヤー 打率・195 4本塁打 19打点 OPS・544 9番・三塁 K・ヘルナンデス 打率・215 7本塁打 29打点 OPS・614 投手 ロブレスキ 0勝1敗 防御率4・05