【24年夏の甲子園49代表】最多出場は早稲田実業の30度目、初出場は5校、最大ブランクは32年ぶりの大社、公立校は12校、常連も新鋭も多彩な顔ぶれ
2024年度の第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕・阪神甲子園球場)への出場をかけた各都道府県の大会が30日ですべて終了した。最後のイスをかけた愛媛の決勝では聖カタリナが代表となり、記念すべき甲子園100周年の出場49代表が出揃った。 【一覧】24年夏の甲子園49代表 初出場は以下の5校。 札幌日大(南北海道) 聖和学園(宮城) 石橋(栃木) 新潟産大附(新潟) 聖カタリナ(愛媛) 聖和学園と新潟産大附は、春夏通じて初出場となった。 ブランクがあるのは最大が32年ぶりの大社(島根)で、掛川西(静岡)が26年ぶり、菰野(三重)が16年ぶり、長野日大(長野)と滋賀学園(滋賀)が15年ぶりで、南陽工(山口)が14年ぶりと続いている。 出場回数のランキング上位は以下の通り。 1位 30度目 早稲田実業(西東京) 2位 29度目 中京大中京(愛知) 3位 27度目 智辯和歌山(和歌山) 4位 25度目 広陵(広島) 5位 23度目 熊本工(熊本) 明徳義塾(高知) メモリアルな今大会にちなんで、歴史を感じさせる強豪校が並んだ。 連続出場では明豊(大分)が4年連続でトップ。3年連続の聖光学院(福島)が続き、2連覇して甲子園に乗り込むのは、花巻東(岩手)富山商(富山)北陸(福井)智辯学園(奈良)広陵、英明(香川)創成館(長崎)神村学園(鹿児島)。 公立校は金足農、石橋、富山商、掛川西、菰野、岐阜城北、大社、南陽工、鳴門渦潮、有田工、熊本工、宮崎商の12校。23度目の熊本工と、18度目の富山商が2ケタ出場回数を誇っている。 大会は8月4日に抽選が行われ、7日に開幕する。