【シチズン“カンパノラ”二つの限定モデル】日本伝統の“漆(うるし)”文字盤で宇宙を表現
シチズンは、時を愉しむためのウオッチブランド“CITIZEN xC(カンパノラ)”より、宇宙の広がりと、時の流れに思いを馳せる限定2モデルを発表。それぞれ世界限定250本を2024年7月4日に発売する予定だ。 【画像】二つの限定モデル、手作りされた漆文字盤の違いを拡大して見る “宙顕(そらのあらわれ)”と“星顕(ほしのあらわれ”という名がつけられた2つの新作は、その名のとおり、宇宙と星それぞれのはじまりを、手作業で仕上げた漆ダイヤルを用いて限定モデル表現された限定モデル。 “宙顕(そらのあらわれ)”と名付けられた“AH4086-13E”は、赤のクリアカラーで星雲を、その奥にのぞく黒漆に蒔かれた螺鈿や金属粉などで星雲の彼方に誕生した新星や輝く星々を表現し、文字盤に宇宙のはじまりである“ビッグバン”を描写。ダークブルーの五徳リングや、ネジやインデックスなどに用いられた金色がアクセントになっている。 機能面でも、ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフの4大複雑機構を備えており、カンパノラを代表するグランドコンプリケーションモデルとなっている。
一方の“星顕(ほしのあらわれ)”と名付けられた“BU0024-02F”は、星の誕生シーンをイメージしたグリーンのクリアカラーと黒漆に螺鈿や金属粉を蒔いて手作業で仕上げた文字盤で、星が誕生する瞬間を表現。深い緑色にゴールドの縁取りを施した五徳リングや、インデックスをグレーにしてコントラストを抑制した見返しリングにより、シックに仕上あげられた。 奥行きのある文字盤には月、日、曜を表示するトリプルカレンダーに加え、ムーンフェイズも装備。外周部分にソーラーセルを配した光発電エコ・ドライブが搭載されているため、フル充電すれば約6カ月可動できるのも特長だ。 両モデルとも、ケースには艶やかなブラックカラーが特色の表面硬化技術デュラテクトを施したステンレスを採用。ベルトはLWG(レザーワーキンググループ)認証のワニ革バンドがあわせられている。 限定数はいずれも250本で、価格は宙顕が50万6000円、星顕は38万5000円だ。 【問い合わせ先】 シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807
文◎Watch LIFE NEWS編集部