ナビタイム、訪日客向けナビに旅行プランニング機能、生成AI活用の対話形式で最適プランを提案
ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーション「Japan Travel by NAVITIME」のウェブ版で、生成AIを活用し、滞在日数に応じた旅行プランを提案するサービスを開始した。特に、初めて日本を訪れるインバウンド旅行者の利用を想定する。 同社は、2024年3月に生成AIを活用した「NAVITIME Travel AI」を国内向け「NAVITIME Travel」で提供開始。今回、その機能をインバウンド向けに展開する。 この機能では、外国人旅行者がAIとの対話形式で、日本国内の出発地と目的地を入力し、滞在日数を3日から10日の間で指定すると、AIが最適な移動手段を考慮した旅行プランを提案。各日ごとに観光スポットやホテル、飲食店などの立ち寄り先をめぐる、2泊3日から最大9泊10日までの複数日程の旅行プランが提示される。 初回リリースでは、東京、大阪、愛知、福岡、北海道の5地域を出発地・目的地に設定。定番の観光スポットやゴールデンルートを軸に、周辺地域も含めたプランの提案により、ユーザーは簡単に日本国内の周遊プランを作成することができるようになる。提案されるプランは1つだが、旅程を自由にカスタマイズすることも可能。対応言語は、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語の5言語。
トラベルボイス編集部