映画館にコンビニで買った「コーヒー」を持ち込みたい! 飲みきれなかった場合でも、やはり持ち込みは「非常識」でしょうか…?
映画を見に行く前に、近くのコンビニでコーヒーを買って飲んでから行くという人もいるでしょう。ただ、そのコーヒーが飲みきれなかったとき、どうするでしょうか。映画館に飲食物を持ち込んではいけないと分かっていても、飲みきれなかったコーヒーを持ち込むだけなら問題ないと思うかもしれません。 本記事では、映画館にコンビニで購入したコーヒーを持ち込むことの是非について解説します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
映画館での飲食物の持ち込みルールとは?
多くの映画館では、外部からの飲食物の持ち込みは禁止されています。つまり、映画館の外で購入したものを劇場内に持ち込むことは、ルール違反に当たります。キャップのあるペットボトル飲料についても、劇場内に持ち込まないように明確に示している映画館もあります。気になる場合は、事前に映画館のホームページで調べるのも良いでしょう。 映画館が飲食物の持ち込みを禁止する主な理由は、大きく2点あります。 1点目は、観客全員が快適に映画を見られるようにするためです。自由に飲食物を持ち込んでしまうと、鑑賞中に食べている音が気になったり、匂いが気になったりすることもあるでしょう。場合によっては客同士のトラブルにもつながります。 2点目は、映画館の収益を下げないようにするためです。映画館の経営においては映画鑑賞のチケットだけではなく、売店での売り上げも重要な収入源になります。 このように、収益を得つつ清潔で快適な鑑賞環境を保ちやすいように、映画館では外部からの飲食物の持ち込みを禁止しているのですね。
コンビニコーヒーの持ち込みは非常識?
大手映画館とコンビニで販売されているホットコーヒーの価格を比較してみましょう。 【大手映画館】 ・109CINEMAS:税込430円 ・イオンシネマ:税込450円(Mサイズ) 【コンビニ】 ・セブン-イレブン:税込121円(Rサイズ) ・ローソン:税込190円(Mサイズ) 確かにコンビニのほうが安く、映画館で同じ飲み物に数倍の値段を払うのは高く感じるかもしれません。ただし、映画を見ながら飲むという目的で、あらかじめコンビニの飲み物を買って持ち込むことは明らかなルール違反です。 そのような意図がなくて、「飲みきれなかったから持ち込みたい」というケースもあるかもしれません。ただし、飲み残した少量のコーヒーであっても、外部からの持ち込みは迷惑行為とみなされることもあります。上映前に飲み切る、残った分は破棄するなどして、外部で購入したものを持ち込まないようにする姿勢が大切です。 何か特別な事情がある場合は、無断で持ち込まずに映画館のスタッフに相談してみましょう。事前にトラブルを避けられるかもしれません。