週末どこ行こう?東京からサクッと行ける自然・アート・グルメを満喫できる話題のスポット
2.クルックフィールズ/千葉県・木更津市
「最近、自然に触れていないな」と感じている人にぜひおすすめしたいのが、千葉県木更津市の「人と農と食とアート 自然の協奏曲」をテーマとする『KURKKU FIELDS/クルックフィールズ』。 人は自然の循環の一部であり、多様な命の「てざわり」や誰かを思いやる「想像力」によって、人が生きる本質的な心地よさや豊かさを取り戻すことができる、とのコンセプト。 小林武史さんが総合プロデュースを手掛け、2019年にオープンした複合施設です。 約2万坪のオーガニック野菜の畑をはじめ、牛や鶏がのびのびと暮らす酪農場に養鶏場があり、魅力の一つは場内で育った有機野菜や自然の恵みを、場内のレストランで味わえること。毎月、旬の食材を使用したフェアも開催され、自然の循環や季節の移り変わりを五感で満喫することができます。
また、アート作品が増えているのもうれしいところ。敷地内には現在計11点のアート作品が点在。草間彌生氏やオラファー・エリアソン氏の作品を含む計3点は個別鑑賞券(小学生以上一律500円)の購入が必要ですが、巨匠が手掛ける大自然に調和するアートには一見の価値があります。 宿泊施設もありますが、場内の宿泊施設「cocoon」内にあるレストラン「perus」では、場内で飼育している水牛の搾りたてミルクで作ったモッツァレッラチーズのカプレーゼや山の恵を感じさせるイノシシ料理など、素材のよさを活かしたディナーを楽しめる日帰りプランも登場。 大自然の循環を感じ、アートとおいしいもので心身を満たすことで、また1週間を乗り切る力をもらえるスポットです。 KURKKU FIELDS / クルックフィールズ 千葉県木更津市矢那2503
3.那須 無垢の音(むくのね)/栃木県・那須
まるで夢の中のような幻想的な「水庭(みずにわ)」を散策できるのが、栃木県那須郡那須町に2024年4月1日にオープンした「那須 無垢の音」。「息吹の森に、こころをほどく。」をコンセプトとする、35,000㎡を超える自然の中で宿泊できるオーベルジュで、宿泊しなくても見学が可能。見学、見学+ランチのプランも楽しむこともできます(要予約)。 「水庭」は、建築家・石上純也さんによる緻密な計算と感性によって生まれた「作品」。木々と様々な形の水景が織りなす絶景が、心身のあるべき姿を取り戻す深いメディテーションへと誘います。ゆっくり深呼吸して、時間を忘れて散策を楽しみましょう。