「テープで絶縁処理した」伊豆の観光施設コンセントに黒テープ 13施設300カ所被害で女追送検=静岡県警
伊豆半島の観光施設で、コンセントの差し込み口に黒いテープが貼られる被害が相次いだ事件で、警察は12月23日までに神奈川県に住む50歳の女を建造物侵入の疑いで静岡地方検察庁沼津支部に追送致しました。 追送検されたのは、神奈川県小田原市に住む無職の女(50)です。 2024年9月、静岡県の下田市や河津町、東伊豆町などの観光施設内で、コンセントの差し込み口に黒いテープが貼られる被害が相次ぎ、警察は9月25日、女を下田市内の商業施設の男子トイレに侵入した疑いで逮捕しました。女は、その後、処分保留で釈放されていました。 警察はその後の捜査で、熱海市内や沼津市内も含め、13施設内の約300カ所のコンセントで被害があったことを裏付け、女が3月頃から9月頃にかけ、これらの施設に侵入した建造物侵入の疑いで23日までに、地検沼津支部に追送致しました。 女は「テープで絶縁処理をした」と話し、容疑を認めているということです。
静岡放送