【イケオジの選択】国産車とか外車とかいう前に“レクサス”に開眼せよ！
王道のセダンとクーペは普遍の価値をもつライフスタイルカーだ!
今回はレクサスのなかでもトレンドの中心であるSUVではなく、あえて古典ともいえる4ドアセダンのISと2ドアクーペのRCを取り上げてみました。いずれも馬車の時代からあるカテゴリーで自動車に置き換えても由緒正しき存在。しかも、動的性能やその資質はクルマを自在にドライブする歓びに溢れます。 【動画】人気ユーチューバーがレクサス乗り比べ!干場はどちらを選ぶのか? フラッグシップ対決でLS＆LCも考えましたが予算はかる～く1000万円オーバー。それじゃあリアルさに欠けることもあり、ドリームマッチは次の機会に譲ることに。こだわりの指針はいずれもFR車ってこと。
エントリー価格はISが481万円、RCが581万4000円。昨今の情勢考えれば決してお高くありません。ちなみにこの2モデル、パワートレインのラインナップ、グレード構成はほぼ共通です。一番上に5LのV8を搭載する500、3.5LのV6の350、2.5L直4ハイブリッドの300h、そして最安値が2L直4ターボの300となります。
グレード構成は標準車、内外装など装備内容を走りに振ったFスポーツ、標準装備を充実させたバージョンLの3タイプ。この辺りはレクサスのラインナップではお馴染みかと思います。
取材当日は広報車両のスケジュールもあり、飛び切りボンバーなIS500とハイブリッドも試すべくRC300hという2台を用意。
ISはかなり熟成が進んで魔改造というよりフルモデルチェンジレベル。搭載する2UR-GSE型エンジンもデビュー当初と異なり、強化型のシリンダーブロックを採用する最新型にアップデートされています。
じつはこのエンジンってめちゃくちゃ耐久性があって、ニュルブルクリンク24時間レースをシリーズの頂点とするシリーズを3年間ノンオーバーホールで使えちゃうポテンシャルのエンジンなんです。組合される8速ATも同様にノーメンテなんですが、オイル交換すら行わなかったそうで実際バラしてもまったく問題なし。ちなみに変速速度は0.1秒なのでパドル操作を可能とした分MTより速く走れます。
