レスリング・曽我部京太郎、パリ五輪金へ「もう1段階レベルアップをしないと」 本番前最後の実戦は5位
レスリング男子グレコローマンスタイル67キロ級の曽我部京太郎(ALSOK)が21日、ハンガリーでのランキング大会と国際合宿を終え、成田空港に帰国した。 曽我部は初戦の2回戦で世界選手権覇者のルイスアルベルト・オルタサンチェス(キューバ)に敗れ、敗者復活戦から回った3位決定戦はイラン選手に惜敗。「パリ五輪で金メダルを取るにはもう1段階、2段階レベルアップをしないといけない」と受け止めた。 大会後も現地に残り、77キロ級でパリ五輪代表の日下尚(三恵海運)と国際合宿に参加した。オルタサンチェスら海外の強豪選手と連日汗を流し「パリ五輪に出るトップレベルの選手たちと肌を合わせ、ボコボコにやられながらもいろいろと吸収することができた。本当に充実した合宿になった」。ハンガリーでの2度の敗戦と合宿での経験を、今夏に生かすことを誓った。
報知新聞社