夜こそオヤジは「艶リネンスーツ」
イタリアオヤジは一日に2度服を着る
知ってました? モテるイタリアオヤジって仕事終わりに一度帰宅し、スーツを着替えて夜の街へと繰り出します。彼らにとってはそれぐらい昼のスーツと夜のスーツは別のもの。前者が信頼感の証だとすれば、後者は色気と余裕を纏うもの。で、夏夜の一着として彼らにしばしば選ばれるのが、軽やかにして艶っぽいリネンスーツなんですね。 ※「スタイル レオン」2003年春夏版より
こんなにも種類が揃うのです/いま「艶リネンスーツ」はバリエが豊富
リネンスーツといえばベージュやオフ白に象徴されるリゾーティなムードがイメージですが、実はいまやバリエが豊富。夜の街と相性の良いダークトーンの一着や柄物もしっかり揃っているのです。だから選びは自由自在。リネンスーツは昼のもの、な~んて先入観はサクッと捨てて、夜こそリネンで駆け抜けましょ。
王道中の王道も色のバリエが増幅中「リネン100%」
まずはの一着は、上質なリネン100%素材の無地をどうぞ。ただし、こちらもうれしいことに色やカタチのバリエーションが続々と増加中。だから、夜の際立ちも簡単に手に入ります。
軽量ながら仕立て映えするBAIRD Mc NUTT社のアイリッシュリネンを用いたオーダースーツ。英国スタイルにして柔らかな着心地を実現したソフトテーラーリングが特徴です。 22万5500円(オーダー価格)/リッドテーラー
夏の夜を大人っぽくエレガントに彩る「クラシック柄」
ダークトーンのストライプスーツというと、これまではウールのソレが代名詞でした。でも、いまやリネンにもタテジマが揃う。で、あのエレガントさを夏の夜に纏えます。
上質なリネン100%素材を用い、同ブランド自慢のフルキャンバスで仕立てたストライプスーツ。リネンの素材感と浅い色味のネイビーが夏らしい爽やかな雰囲気を醸し出します。 33万円/ジャンフランコ ボメザドリ
クールさも夜との相性の良さもピカイチな「スミ黒」
艶リネンの豊富なバリエを象徴するのが、こちらのスミ黒。なにせ爽やかなリネン素材とクールな黒スーツの融合ですから、稀有感もひとしお。夏の夜を駆けられること必至です。
珍しい黒リネンを使用したシップスのエクスクルーシブモデル。ワイドラペル&低めのゴージ位置を備えた重厚な表情ながら、仕立ては軽快。 ジャケット19万9100円、パンツ6万2700円/ともにカルーゾ × シップス