ラグビー元アイルランド代表に禁錮3年 銀行から窃盗の罪
【AFP=時事】アイルランド・ダブリンの裁判所は25日、元ラグビー同国代表のブレンダン・マリン氏(61)に対し、当時働いていた銀行から50万ユーロ(約8060万円)超を盗んだとして禁錮3年を言い渡した。 マリン氏は窃盗、詐欺、銀行への虚偽情報の提供など計14件の罪で起訴され、うち12件で有罪となった。 犯行はマリン氏がダブリン市内の銀行で責任者を務めていた2011年から13年にかけてのものとされた。 公共放送RTEは判事の話として、マリン氏は犯行の動機を語らなかったが、「資金に困窮し、金を得るためにこのような行為に手を染めた」と推測できると伝えた。 判事は、銀行には全額返還されて損失はなく、マリン氏が反省を示していることを判決に考慮したとした上で、実刑判決は避けられないと説明した。 マリン氏は1984~95年にアイルランド代表でテストマッチ通算55試合出場、17トライを記録。W杯にも1987年、91年、95年の3大会に出場した。【翻訳編集】 AFPBB News