“踊る”映画最新作 きょう10月11日公開 「室井慎次 敗れざる者」柳葉敏郎と福本莉子が生解説!柳葉“赤面”の理由は?
“踊る”知られざる話「実は織田裕二さんが室井役をやりたかった!?」
「踊る大捜査線」シリーズを手がける、本広克行監督が過去にこう明かしていました。 「実は、織田さんが室井をやりたかったらしいんですよ。『室井を演じてみたかったな…』と一回言ったことがあった。室井ってかっこいいじゃないですか。 『振り返れば奴がいる』で織田さんが演じていたのは室井タイプ。シリアスもコメディも両方できる方だから、織田さんが『(室井を)やってみたい』と考えるのもわかるし、柳葉さんもコメディ得意ですから、逆のキャスティングでも面白かったと思う」(本広監督談) さらに脚本を手がける君塚良一氏も、「シリアスもコメディもできる2人だからね。逆だったら、もっと明るい青島とさらに怖い室井さんになっていたかもね」と話しています。 柳葉敏郎: (青島刑事のモノマネで)室井さん!! MC谷原章介: ありがとうございます(笑)やってくれた!
“踊る”知られざる話「柳葉さんは室井慎次が嫌で殉職希望だった!?」
当初は「室井」という役に共感できず、“つまらない役”だと思っていた柳葉さん。亀山千広プロデューサーに「2話か3話で殉職させてくれ」と頼んだといいます。 MC谷原章介: ええええええ、室井さん! 柳葉敏郎: 刑事が殉職願いを出すなんてね、なかなか…とんでもないやつなんですけど、事実です。 倉田アナ: しかし、ドラマを見た当時新婚の妻から、「この役カッコいい」と言われ室井役を続けることにしたと。 MC谷原章介: あら~愛妻家。本当ですかこれは? 柳葉敏郎: 本当です。はい。
“踊る”知られざる話「柳葉さんが監督以上の熱血指導!?
柳葉敏郎: 演技指導というとおこがましいというか、生意気なんですけど、“親子の関係”を作りたかったので、普通の家庭の親と子供が一緒に何かを作るときの気持ちになってアドバイスをさせてもらったと。 MC谷原章介: 齋藤潤くん演じる森貴仁くんは、年齢が高い方じゃないですか。もっと下の男の子もいるんですけど、年齢が違うから。お兄ちゃんは高校生だし、下の子は小学生だし、お父さんとの距離感が違うんですよ。それがすごくよく出ているのは、こういう日々の積み重ねの中に、あって。齋藤くんにはすごく貴重な経験だと思う。 柳葉敏郎: 逆に今度役者の立場で言えば、これからそれを背負って生きていくわけですから、自分の息子が成長して大きくなってほしいという思いはありましたね。それは、彼らも理解してくれたみたいですね。 MC谷原章介: 福本さんもその室井さんの家庭の中に入っていく役なわけですけども、近くで見ていてどうでした? 福本莉子: 本当に、凜久役の前山くうが・こうがくんに対しても「こうするんだよ」じゃなくて、こういう気持ちになってこうなるでしょというプロセスまで丁寧に柳葉さんが教えているから、なるほどそういう事なんだと分かってお芝居をしている姿を見て、本当にまるで親子だなと思って見ていました。 MC谷原章介: ドラマで見ていた室井さんって“孤高”じゃないですか。あの室井さんが、人は一人では生きていけないんだなというのを、秋田での風景でたたずんでいる室井さんを見て、すごく考えさせられた。 柳葉敏郎: ありがとうございます、ただね、本広監督がそういう演出をしなかったということもあるんですよ(笑) MC谷原章介: 室井さんが孤高になったのは、本広さんのせいだと? 柳葉敏郎: そう!