年末年始の群馬県・JR高崎支社管内 曜日配列効果などで利用者約2割増
群馬県のJR東日本高崎支社は年末年始の管内の新幹線と特急列車の利用状況を6日発表しました。前の年と比べ2割近く増えていて、JRでは曜日の配列が良く長期の休暇が取りやすかったことなどを理由に挙げています。 発表によりますと、12月27日から5日まで10日間のJR東日本高崎支社管内の上越新幹線と特急列車の利用者は145万2000人で、前の年と比べて118・7%となりました。上越新幹線は22万5000人増え143万人、上越線の特急は3000人増え2万2000人でした。JRは、曜日の配列が良く長期の休暇が取りやすかったことや去年は1月1日に能登半島地震が発生したことなどを理由にあげています。 期間中のピークは下りが12月30日で10万3000人、上りは4日でこちらも10万3000人でした。いずれも前の年より2%から3%増えています。 観光地の最寄り駅で降りた人は、水上地区が4700人増え1万7100人、草津地区が300人増え1万2800人でした。水上地区が大幅に伸びたことについてJRは、期間中、雪に恵まれウインタースポーツを楽しむ人が増えたのではないかと分析しています。