「骨が見えるほど、うれしい」 身長155cmで体重26kg 子どもの発症増える“摂食障害” 苦しんだ女性が明かす壮絶な過去
とにかく食べないようにして体重を減らし続け、小・中学生のときには入退院を繰り返しました。朝ご飯は食べず、学校でも給食は1口2口だけ。身長は155センチでしたが、体重が26キロにまで落ち、表情もなくなったといいます。 (優杏さんの母親) 「まさか小学校の子が(拒食症に)なるなんて。命が危ないのは分かっているのに、何もしてあげられないのが、すごくつらかったです」 渡邊さんが拒食症を克服したのは、高校1年生の時。きっかけは、母親の勧めで、動物性のものを食べない「ヴィーガン」の存在を知り、食べることへの抵抗が減ったことでした。 今は、体にいいとされる発酵食品にも注目するようになり、こうじの調味料を一から手作りしています。お手製の発酵調味料などで作った、卵や牛乳を使わないお菓子を販売する活動も行っています。 (渡邊優杏さん) 「やっぱり、食べたいものを食べた時の方が、体は喜んでくれる。自由に楽しんでいいと伝えたいです」 毎日の食事で体を作る子どもたちにとって、摂食障害は気を付けなければならず、早期発見、早期治療が必要です。専門家によると、家庭や教育現場などで、細かく子どもたちの体重の変化を気にかけることが大切です。 CBCテレビ「チャント!」4月24日放送より
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