<ここに注目>天理、右腕・達に絶大な信頼 宮崎商どう揺さぶる 選抜高校野球
天理・内山陽斗主将の話
(対戦する宮崎商は)強打のチームだと思うので、自分たちは守備を固めたい。みんな冬の練習でレベルアップしている。普段から応援してくださる方々に喜んでもらえるような大会にしたい。
97年のセンバツ覇者、夏は2度優勝
天理(奈良) 天理教校として1900年に設立。08年に旧制天理中が創立され、48年に学制改革で現在の校名になった。男女共学で全日制と定時制を設置している。校章は、天理教団の紋章「梅の花」に、高等学校の「高」の字をあしらっている。 野球部は01年創部。甲子園には春は54年に初出場し97年に全国制覇した。夏は28回出場し2度優勝している。卒業生にプロ野球・ロッテの中村奨吾、ヤクルトの西浦直亨、オリックスの太田椋ら。 ラグビー部も全国高校選手権で優勝6回の強豪。柔道部やホッケー部なども全国トップレベルを誇る。
「伝統の守備で勝ち上がって」OBの高田知彦さん
幼小中高の天理OBで、中学野球部時代からの根っからの野球ファンです。今年度は公式戦が無観客となって寂しかったですが、例年はバックネット裏から声援を送っています。 今年の天理は例年以上に投手力が高いチーム。昨年の秋季近畿地区大会では連投による投手の疲れと守備の失策で惜しくも敗れましたが、センバツは守備が要とも言います。 伝統の守備で勝ち上がり、ぜひ智弁学園との県勢同士の決勝を見せてください。