ホームの声援背に迫力のプレー 「南信州ネクサス」が高森町で初の公式戦【長野県高森町】
長野県高森町をホームタウンとし4月に発足した3人制プロバスケットボールチーム「南信州ネクサス」の公式戦が24日、高森町の山吹ほたるパークで開かれた。チーム発足後、初めてのホームゲーム。地元住民らの声援を背に、懸命なプレーで会場を沸かせた。 南信州ネクサスは、松本市をホームタウンとする3人制バスケチーム「信州松本ダイナブラックス」の運営会社「XYZ」が設立。スポーツを通じた青少年の健全育成や地域振興を目指し、同町と相互連携・支援協定を結んでいる。 メンバーのうち3人は、同町の地域おこし協力隊として移住し、4月から活動。町内施設で練習を行って試合に出場する他、中学校部活動の指導や町内外でのバスケ教室開催、地域イベントへの参加、交流サイト(SNS)での動画配信などを行っている。 この日は全20チームを四つのエリアに分けて行うリーグ戦「3×3 UNITED」のレギュラーラウンド第4節。イーストエリアに所属する南信州ネクサスは、現在同エリア(全5チーム)最下位と苦戦している。今節も奮戦及ばず予選2試合で敗れる悔しい結果となった。 会場ではメンバーに指導を受けた子どもたちが大きな声援を飛ばす姿や、目の前で繰り広げられる迫力あるプレーに見入る姿があった。