【日本ハム】先発・北山亘基がプロ初完封で快勝 貯金は再び「２」に
日本ハムの北山亘基投手（25）が20日、本拠地（エスコン）で行われたロッテ戦に先発。9回116球を投げ4安打無失点の好投でプロ入り初の完封勝利を飾った。 初回から直球、変化球を巧みに織り交ぜロッテ打線を翻弄。走者を出しながらも要所を締め得点を許さない。4回には佐藤の二塁打と死球で2死一、二塁の窮地を迎えたが、この場面も中村を遊ゴロに仕留めピンチを切り抜けた。 その後、6回以降は好調ロッテ打線に1安打も許さない完璧な投球。2ー0で迎えた9回2死からは渾身の152キロ直球で代打・角中から空振り三振を奪いロッテ先発・小島との投げ合いを制した。 「（相手先発小島は）素晴らしい投手というのは分かっていた。先制点を与えないように1球1球集中して投げました。完封は僕がプロに入るうえでの一つの目標だったので。今回まず1回達成出来たのはすごく嬉しいです」（北山） これで自身は今季3試合の登板で早くも2勝。チームも引き分けを挟み3連勝で貯金「2」と勢いに乗る。 「ファイターズは今季優勝を目指してやっているので。もっともっと勝って首位に立てるように（自分も）やっていきたい」（北山） プロ3年目で充実期を迎える右腕。今後のさらなる躍進に注目が集まる。
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