スーパーボウル58:サンフランシスコ・49ers vs カンザスシティ・チーフス攻撃陣のポジション別徹底比較 | NFL
【NFL】2月12日、スーパーボウル58で49ersとチーフスが激突する。攻撃陣の陣容を比較した。
熱戦が予想されるスーパーボウル58、サンフランシスコ・49ersとカンザスシティ・チーフスがラスベガスで激突することとなった。 ファンは2020年に行われたスーパーボウル54の再戦を堪能することになる。当時はチーフスが逆転勝ちしてナイナーズの夢を打ち砕いたが、今回は違った顔ぶれでの対決となる。前回の大一番から両チームに残っている選手はわずかだ。 ブックメーカーはこの試合をほぼ五分とみているが、ポジション別に見れば、どちらが優位に立つのか。各ポジション群を詳細に分析してみよう。
クォーターバック
49ers:ブロック・パーディ チーフス:パトリック・マホームズ 2022年のドラフト最終巡で49ersに迎えられたブロック・パーディのここまでの活躍は注目に値する。だが比較は明らかだ。プレーオフで逆転勝ちを重ねてきたチームを支えたパーディのような才能溢れる選手であっても、世代で最も優れた選手で、NFL8年目にして3つ目のスーパーボウル・リング獲得を目指すパトリック・マホームズにかなう者はいない。 優位:チーフス
ワイドレシーバー
49ers:ディーボ・サミュエル、ブランドン・アイユーク、ジャウアン・ジェニングス チーフス:ラシー・ライス、ジャスティン・ワトソン、マルケス・バルデス=スカントリング サミュエルとアイユークのコンビはリーグでもトップクラス。パーディは彼らのダイナミックなプレーを味方につけている。一方でシーズンを通じてパスを取り逃し続けてきたチーフスのレシーバー陣だが、プレーオフでは改善の兆しを見せている。 優位:49ers
ランニングバック
49ers:クリスチャン・マキャフリー、エライジャ・ミッチェル チーフス:アイザイア・パチェコ、クライド・エドワーズ=ヒレアー 今シーズンのNFLを観たのであれば、マキャフリーがリーグ随一のランニングバックであったことに誰もが同意するだろう。パチェコのタフなランスタイルはナイナーズの守備を脅かすが、ここでもナイナーズが有利だろう。 優位:49ers