《何でもない日》のプレゼント…贈るメリットとは? 人間関係における“無駄遣い”と“投資”の違い
何でもない日の贈り物が人間関係にもたらす作用
誕生日でもない、記念日でもない、何でもない日に誰かにプレゼントを贈ったことはありますか? 予定外の出費はお財布に響きますが、それ以上のメリットが得られる場合もあります。人間関係を良好にするお金の使い方でもあります。 【画像】「え…!」 これが皆の「プレゼントの《金額》」です!(画像11枚)
何でもない日にプレゼントを贈ることで、人間関係にさまざまな良い作用を期待できます。 チョコレートやハンカチなどちょっとした物であっても、思いがけずプレゼントをもらうとうれしく感じる人は少なくないはずです。 友達はもちろん、職場の同僚やパートナー、家族などとの日常にうれしさのスパイスをプラスすることで、お互いの関係性を深めることにつながります。 ・思いやりや愛情を表現できる ・日常生活の活性化 ・関係性を深められる
「無駄遣い」と「投資」の違いとは
何でもない日のプレゼントは、お金の賢い使い方という点でもおすすめです。 日々のやりくりにおいて無駄な支出を減らす努力は重要です。しかし、お金を使わないことにあまりに固執すると、逆に生活の豊かさが失われてしまう恐れもあります。 今使うお金は未来への投資です。仲良くなりたい人や大切に思っている人へのプレゼントを買うことは、単なる浪費とは異なる意味を持ちます。 仮に知人友人への贈り物を渋ったとしても、それだけで人間関係が崩れることはないかもしれません。しかしだからこそ、何でもない日のプレゼントは値段以上の価値をもって受け取られる可能性を持っています。 今後も続く人間関係をより良好にするという意味でも、身近な人の誕生日や記念日はもちろん、ときには何でもない日にプレゼントを贈るサプライズにお金を使うことは有意義なのです。
贈り物選びには注意も必要
何でもない日のちょっとしたプレゼントの選び方をまとめます。 相手にとっては不意打ちのプレゼント。基本的には喜んでもらえることがほとんどですが、タイミングやサイズ、価格によっては迷惑がられてしまうこともあります。 アイテム選びの条件は3つ。 (1)高価過ぎないものを選ぶ(高くても3000円以内程度) (2)持ち運びしやすく収納に困らないコンパクトなものにする (3)捨てにくいものは避ける ほとんど全てのものの価格がインターネット検索で分かる時代です。たとえ進んで調べなくてもたまたま値段を知ってしまうこともあり得るでしょう。その際プレゼントがあまりに高価えお相手に気を遣わせてしまう恐れがいます。「何かお返ししなければ」とプレッシャーにならない気軽なプレゼントにとどめるのが得策です。 また、持ち帰ったり持ち歩いたりする際に邪魔にならないようにコンパクトなものを選ぶこと、もらった後に取り扱いやすいものにすることも気をつけたいポイントです。 上記の条件を満たしたものとして、 ・お菓子 ・ネイルやアイシャドウなどのコスメ ・ハンカチ がなど挙げられます。 数百円から2、3000円程度の投資を有効活用して、人間関係をより親密なものにしてみませんか。
岩井なな