横浜DeNAベイスターズ、鹿児島県奄美市で2月に優勝パレード…春季キャンプが縁「つながり強めたい」
26年ぶりの日本一に輝いたプロ野球・横浜DeNAベイスターズの優勝パレードが来年2月1日、鹿児島県奄美市中心部で行われる見通しになった。昨年から若手選手らが同市で春季キャンプを行っている縁もあり、市を挙げて優勝を祝おうと企画した。(園田隆一) 【写真】秋季キャンプのソフトバンクに宮崎市観光協会が伊勢エビ贈る…斉藤和巳・四軍監督「ずっしりして重いね」
ベイスターズが同市で春季キャンプを開くのは来年で3回目。参加は若手が中心だが、昨年は米大リーグ・カブスで活躍する今永昇太投手も参加。今年は県出身の大和選手や戸柱恭孝選手ら選手37人が汗を流した。
一軍は今年、日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスを破り、1998年以来の日本一を決めた。二軍もイースタン・リーグで42年ぶりの優勝を果たし、さらに初の日本一にも輝いた。快挙を盛大に祝おうと、市がイベントの実施を球団側に打診し、了承を得たという。
パレード当日は、キャンプイン予定の二軍監督や若手選手ら約50人が参加。名瀬測候所の跡地前を南下し、市役所まで約450メートルをパレードする。横断幕などを掲げた子どもたちが選手らを乗せた車両を先導し、ゴール地点の市役所市民ひろばでキャンプの歓迎セレモニーを行うことも検討している。開催時間は調整中で、参加選手もキャンプ1週間前に決まる予定という。
奄美市の学び・スポーツ推進課は「例年、キャンプインにあわせて、多くのファンが奄美を訪れる。ファンと球団、市民で優勝の喜びを分かち合い、つながりを強めたい」としている。