【韓国ドラマ】2024年下半期の「名場面ベスト4」発表!『熱血司祭2』『ジョンニョン』などの名場面でランキング1位になったのは?
今年の下半期も面白い韓国ドラマが本当に多かった。その中で、心を揺さぶるような名場面をランキング形式で4位から1位まで選んでみよう。涙なくして見られない名場面が今でも心に甦ってくる。(以下、一部ネタバレを含みます) ■【画像】キム・テリの演技力が凄すぎる!『赤い袖先』演出家による新たな傑作『ジョンニョン:スター誕生』名場面フォト!
■2024年下半期の韓ドラ「名場面ベスト4」!
■2024年下半期の名場面/4位 『家いっぱいの愛』の第7話 チ・ジニが演じるダメ亭主のピョン・ムジンと元妻のクム・エヨン(キム・ジス)が主人公になっている。一時は死んだと思われていたムジンは、財産家となって再びエヨンの前に現れてきた。 最初はムジンの変身ぶりを信用していなかったエヨンだが、謙虚になったムジンの献身的な態度を見て、少しずつ心が動いてきた。そして、感動的だった第7話の場面となった。 かつてプロ野球のスター選手だったムジンが恩師の葬儀の場で昔の同僚たちに馬鹿にされたとき、エヨンが精一杯に演技をして、ムジンのプライドを守ってあげた。このシーンはとてもスカッとした。 それにしても、エヨンは本当に情の深い女性なのである。 ●配信情報:Netflixシリーズ『家いっぱいの愛』独占配信中 ■2024年下半期の名場面/3位 『愛のあとにくるもの』の第1話 このドラマは、韓国人留学生のホン(イ・セヨン)が日本で潤吾(坂口健太郎)と出会って恋に落ち、東京での愛と別れと5年後のソウルでの再会を描いている。 強烈だったのが、空港でホンが潤吾に再会するシーンだ。予期せぬ出会いに固まってしまうホン。まさに絶句状態の彼女をイ・セヨンが研ぎ澄まされた感情で冷静に演じていた。 あの場面を見る度に、イ・セヨンが見せた「頭が真っ白になった表情」の底知れぬ戸惑いを感じてしまう。 ●配信情報:『愛のあとにくるもの』Prime Videoにて独占配信中
●今年下半期の名場面/2位 『熱血司祭2』の第1話 主人公のキム・ヘイル(キム・ナムギル)は神に身を捧げた神父でありながら、不正を許さない正義漢で暴力も辞さない。そんな彼が目をかけている後輩の学生が、悪の組織によって麻薬中毒にさせられて重体に陥ってしまった。その無念さを絶対に晴らさなければならない。 キム・ヘイルは病床で重体の学生の回復を神に祈り、悪の組織の拠点になっている釜山(プサン)に乗り込む決意を固める。ついに、彼は威風堂々と釜山駅に来て、街に颯爽と繰り出していく。このあたりの高揚感にワクワクさせられる。 そして、麻薬組織のボスになっている悪魔のキム・ホンシク(ソンジュン)に挑んでいくのである。 ●配信情報:『熱血司祭2』ディズニープラス スターにて独占配信中(全12話/毎週金・土1話ずつ配信) (C)2024 SBS & Studio S. All rights reserved. ■今年下半期の名場面/1位 『ジョンニョン:スター誕生』の第2話 1950 年代、天性の声を持つジョンニョン(キム・テリ)が国劇でスターなっていく過程を描いたドラマ。2PMジュノ主演の傑作『赤い袖先』と同様にチョン・ジイン監督の演出が冴えている。そして、主役を演じるキム・テリの演技力が神がかり的だ。本当に惚れ惚れする。 物語の主人公となるジョンニョンは、木浦(モッポ)の市場で魚を売っている少女。歌のうまさが近所で評判になっているが、母は歌うことを絶対に許さない。母なりの反対の理由があるのだが、その事情を知らないジョンニョンは大金を稼ぐことを夢見ていた。 彼女は、女性国劇の「梅蘭(メラン)国劇団」のスター男優のムン・オッキョン(チョン・ウンチェ)に見出されて、ソウルに出て劇団のオーディションを受けることになった。 ジョンニョンは課題の「踊り」と「演技」がまったくダメだった。不合格が間違いなかったが、「歌」で天性の声を披露して一気に評価を覆した。ジョンニョンの歌を聴いた団長(ラ・ミラン)の表情が一変するところが本当に痛快だった。 ●配信情報:『ジョンニョン:スター誕生』ディズニープラス スターにて独占配信中
康熙奉(カン・ヒボン)