近いけど1泊したい! 絶妙な距離感の「熱海」でニュースな宿4軒
熱海はお泊りデートに絶妙な距離感。というのも、都心から日帰りできる場所ながら、そこはかとなく漂う旅情感のせいか、泊まることが前提な気にさせられます。そんな熱海で、絶景と建築で有名な「ATAMI 海峯楼」がリニューアル。また、一軒家スタイルの「グランディ」シリーズが3軒オープン。誘う口実もあるわけで、彼女に熱海行きを提案してはいかがでしょう? モテる宿にはワケがある
海峯楼のラグジュアリースイートが一新! アウトドアバスが温泉に♡
新幹線なら東京駅から45分、クルマなら都心から約1時間半。熱海はまず、移動がラクちん。最近はオヤジさん世代にとってはノスタルジーを感じる昭和レトロな街並みが、令和世代にはお洒落スポットとして人気の場所でもあります。そして良質な温泉も♡ 人恋しい今の季節には、ぴったりのデスティネーションと言えそうじゃないですか。 そんな熱海から、ニュースな2つの宿をご紹介します。まずは「ATAMI 海峯楼(かいほうろう)」。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気建築家・隈研吾さんが1995年に手掛けた名建築です。隈研吾さんといえば、ウッドを多用するイメージですが、こちらは“水とガラス”がテーマ。建造された当時はゲストハウスでしたが、その後、当時の趣を大切にしながら、スモールラグジュアリーリゾートに。 そして4室のみのゲストルームが、このたびリニューアル! ハイエンドな「LUXURY SUITE」タイプの「誠波(せいは)」と「風科(ふうか)」は、ブルーと白をキートーンにした、清涼感あふれるデザインに変わりました。どちらも空が近くに感じられるお部屋で、目の前に広がる青い海と白い雲が室内の延長のように感じられます。テレビも眺望を考慮して、低い位置に置き、画面を回転させることでベッドとリビング両方で視聴できるようになりました。
また、ガラス食器やガラスのスピーカーには、高い職人技術でしられるSghrスガハラのものを。ライティングはシチュエーションによってベッドサイドで変えられます。カーテンはオートに。さらに、この「LUXURY SUITE」2室のアウトドアバスが、うれしいことに温泉に変わりました。インフィニティエッジの水盤の向こうに、熱海の海や街を一望にしながらの温泉タイム。建築+絶景+温泉のトリプルな魅力、そうそうない極楽ぶりじゃないでしょうか。