ウクライナから避難「安青錦」十両昇進「感謝の気持ちでいっぱい、優勝目指す」関大が化粧まわし贈呈
読売テレビ
2022年、戦地のウクライナから避難してきたあと、安治川部屋に入門した安青錦の十両昇進を祝って、日本での稽古をサポートした関西大学の相撲部から「化粧まわし」が贈呈されました。 5日、関西大学の相撲道場では、安治川部屋の安青錦の新十両昇進を祝い、化粧まわしが贈呈されました。 一昨年のロシアのウクライナ侵攻によって、ジュニア世代の代表選手だった安青錦は、 日本への避難を余儀なくされ、大学生で交流のあった山中コーチが避難民として受け入れたあと、関西大学相撲部の道場を稽古場にして、練習に励んできました。 そして、安治川部屋に入門した安青錦は、初土俵からわずか7場所で、11月10日からの九州場所での関取昇進を果たしました。 安治川部屋 安青錦 新大 「日本に来たときは、右も左も分からなくて、関西大学にもお世話になって、感謝の気持ちでいっぱいです。このすてきな化粧まわしをつけて、11月場所も優勝目指して頑張りたいと思います」 式の最後に、応援団によるエールを受けた安青錦関は関取としての、さらなる活躍を誓っていました。