【巨人】大勢の「暗転演出」封印は阿部監督の配慮 指揮官の「GOサイン」で解禁も
◆JERAセ・リーグ 巨人4―0阪神(29日・東京ドーム) 巨人の守護神・大勢投手が、今季初登板で圧巻の投球を見せた。 【動画】「新勝利の方程式」大勢が今季初セーブ 4点リードの9回に登板。先頭の4番・大山は150キロ後半の直球を続けて追い込み、最後は145キロのフォークで空振り三振。続く佐藤輝にはフォークを2つ続けて追い込み、最後は157キロ直球で2者連続の空振り三振。前川は振り逃げとなって走者を背負ったが、最後は坂本を三ゴロに封じて試合を締めた。 この日は、昨季までの登板時に場内演出として導入されていた暗転がなく、明るいままグラウンドへ。その理由について「阿部さんが裏方さんに『あんまりプレッシャーかけさせすぎないで!』って言っていただいたみたいで。(自分が)波に乗るまでは明るいままって…」と説明。最速158キロをマークして3奪三振と圧巻の投球を見せただけに「早ければ明日にも?」と聞かれたが、「それは阿部さんのGOサインだと思うので」と冷静だった。
報知新聞社