ハリケーンの影響で5人死亡 ベネズエラ沿岸部が被災
クマナコア、ベネズエラ、7月3日 (AP) ― カテゴリー5の勢力に発達したハリケーン「ベリル」がカリブ海のジャマイカに接近した7月2日、南米ベネズエラ沿岸部では少なくとも3人が死亡、5人が行方不明となっている。 ハリケーンの影響で降った大雨でマンサナレス川が氾濫。2万5000人が被災したクマナコアとその周辺では、複数の捜索救助隊が行方不明者などの捜索に当たっている。 ベネズエラ北部の沿岸地方は引き続き警戒態勢を敷いており、カリブ海沿岸部の空の便は欠航となっている。 ベリルは「カテゴリー4」のハリケーンとしてグレナダのカリアコウ島に上陸後、風力がカテゴリー5に強まった。 ベリルは西に進むにつれて、大型ハリケーンに近い勢力を維持すると予想されている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)