“歩く芸術”日体大の「集団行動」をお披露目 一糸乱れぬパフォーマンス 2か月間の練習成果 日体大附属高等支援学校
北海道放送(株)
16日、北海道網走市の高等支援学校で、“歩く芸術”ともいわれる団体スポーツがお披露目されました。 【写真を見る】“歩く芸術”2か月間の練習成果を披露 2手にわかれた34人がぶつからずに交差します。 「歩く芸術」とも呼ばれる「集団行動」です。 「番号、はじめ…」 網走市の日本体育大学附属高等支援学校です。知的障害がある男子生徒が通っています。 日体大の団体スポーツ=「集団行動」です。一糸乱れぬパフォーマンスは、ひとりひとりの正確でムダのない動きによって初めて生み出されます。 日本体育大学の講師 「しっかり堂々と前を向いて歩けばもっとかっこいいのに」 16日は、高等支援学校の生徒たちが2か月間、練習してきた成果を披露します。 最初は、集団への苦手意識があったという生徒たち。 練習を重ねることで協調性を身につけ、誰もぶつかることなく、きれいに「交差」できるようになりました。 3年生 「100点だと思う。タイミングに合せるのが一番難しかった」 1年生 「一番は自信を持つこと。常に前を向くこと」 日本体育大学附属高等支援学校 平野雅嗣校長 「この集団行動を経て、将来的に地域で活躍できる人になってほしい」 学校では、来年度以降、保護者などに発表する機会も作りたいと話しています。
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