【ホラー漫画】河川敷で“ナニカ”を探す少女… 「探せ、探せ、さがせ…」の声に導かれるゾクッとする結末に読者の反響多数【作者に聞いた】
「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに公開している、誰でもない( @daredemonaidare )さんのオリジナル作品「探し物」は、自分のサイフを落とした不良少年が、河川敷で小学生と一緒に探し物を見つけるショートホラー短編。今回は、作者の誰でもないさんにインタビューを行い創作の舞台裏を聞いた。 【ホラー漫画】「探し物」本編を読む ■最終的には見つからないことの方が多くなり、こんなものか(苦笑) 本作「探し物」は誰でもないさんは、よくある「財布を落とす」という始まりから何か“展開”していかないか?と考えことが着想のきっかけだと語った。 「探し物」でユニークな体験があるかを聞くと、「昔、ダウジングというものを初めて知りしばらく経ったある日、テレビのリモコンがどうしても見つからないことがありました。そこで、ダウジングの真似事として適当にペンを投げ、ペン先の指し示す方向を探してみたところ即見つかったという経験があります」とのこと。とても驚いたそうで、その後も探し物をする度に同じことをやったが、「最終的には見つからないことの方が多くなり、こんなものか(苦笑)」と思ったとのこと。 誰でもないさんの漫画には「幽霊」や「怪異」が度々登場するが、はっきり幽霊だと確信して見たことはないのだそう。ただ「学生時代、寝起きにクローゼットの上の方をふと見ると目がくっきりと一つ浮かんでいるのを見たことはあります」と当時を述懐。 「寝起きで、脳が半覚醒状態だったために見えた幻覚のようなものと捉えています。あまりにくっきり見えるので消えるまでじっと見ていました(2分くらい)。幽霊や怪異はめったに見られるものじゃないと思うので、見られるものなら見たいですね」(誰でもないさん) 取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)