【MLB】レッズ・デラクルーズが史上5人目の「20本塁打&60盗塁」を達成 22号も放ち3安打3打点の活躍
【レッズ11-7ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間8月22日、レッズは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ3連戦の最終戦を迎え、打撃戦を制して11対7で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、借金を1つ減らして3とした。レッズ5番手のエミリオ・パガンは打者4人をパーフェクトに抑えて3勝目(3敗)をマーク。ブルージェイズ2番手のブレンドン・リトルは3点のリードを守れなかったうえに逆転につながるランナーを出してしまい、2敗目(1勝)を喫した。 【動画】レッズのエリー・デラクルーズが今季60個目の盗塁を決める 初回にジョージ・スプリンガーの17号先頭打者アーチとスペンサー・ホーウィッツの8号2ランで3点を先制されたレッズは、3回裏にもアーニー・クレメントの9号3ランで追加点を奪われ、6点を追う展開に。しかし、4回表にスペンサー・スティアーの19号2ランで4点差に詰め寄ると、5回表には2本のタイムリーなどで一挙5点を奪い、逆転に成功した。6回表にノエルビ・マルテの4号ソロ、ジョナサン・インディアの12号ソロと二者連続アーチなどで3点を追加し、8回表にはエリー・デラクルーズの22号ソロでダメ押し。9回裏に1点を返されたが、11対7で勝利した。 レッズのデラクルーズは22号ソロを含む4打数3安打3打点1盗塁の大活躍。今季の盗塁数を60の大台に乗せ、史上5人目となる「20-60」(シーズン20本塁打&60盗塁)を達成した。リッキー・ヘンダーソンが3度、ジョー・モーガンが2度達成しているため、達成された回数では「40-40」より多いものの、達成人数では「40-40」より少なかったという貴重な記録。デラクルーズは28本塁打&76盗塁ペースとなっており、もし「25-75」を達成すると、ヘンダーソンとエリック・デービス(ともに1986年)に次いで史上3人目の快挙となる。