6年ぶりV目指す青学大・原晋監督は前半勝負 作戦名は「イーゴ大作戦」で「良いゴール」を/全日本大学駅伝
◇第56回全日本大学駅伝(11月3日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 青学大は2区に鶴川!区間エントリーをチェック! 駅伝の学生ナンバーワンを決める全日本大学駅伝の前日会見が開かれ、駒大、青学大、國學院大、中大、創価大、早大の6校の指揮官が登壇した。 青学大の原晋監督は「目標は優勝です。3度目の優勝に向けてチーム一丸となってがんばってきた」と、2018年以来、6年ぶりの頂点を掲げた。 出雲駅伝では1区こそ鶴川正也(4年)が区間賞発進、3区では黒田朝日(3年)がトップに立ったが、終盤は勢いを欠いて3位。「勝負に出て、勝てたと思うタイミングはなかった」と振り返り、この全日本では「前半から“よし勝てるぞ”という流れを作っていきたい」と力を込めた。 そのためには、ポイントとなるのが、1区。原監督は「区間賞が取れていない。今年は各大学の1区を見ると、エースというよりつなぐとなっているかなという印象。今日見極めて、学生と考えまして、区間賞争いができる選手を」と考えを明らかにし、「2区には絶好調の鶴川を配置しておりますので、トップに立ち、後続を引き離していけば、おのずと良い流れができる」と続けた。 恒例の作戦名は、青学大が11月16日に創立150周年を迎え、同大学の公式マスコット、「EAGO(イーゴ)」にちなみ、「イーゴ大作戦」と発表した。 イーゴは鷲(イーグル)がモチーフで、「鷲は高く飛び、いくら飛んでも疲れない。そんな疲れない走りをしたい」と原監督は説明。「イーゴ、イーゴ、イーゴ大作戦ということで、良いゴールを目指したい」と笑いながら、決意を示した。 全日本大学駅伝は11月3日、8時10分にスタートする。
月陸編集部