今年の静岡県内経済はどうなる?企業トップに聞く 静岡商工会議所賀詞交歓会
鈴与 鈴木与平会長
鈴与 鈴木与平会長: 『変化に耐える』 「今年はアメリカの大統領も変わる。ウクライナの戦争もだんだん終結の方向に向かっていると思うが、世界がものすごく変わってきている中で我々が日本もその中に巻き込まれていると思う。あえて変化に対応するのではなく耐えていけないと。そういう覚悟を持っている必要がある。(県内経済に影響が)1番大きいのはやはりアメリカとの貿易の問題。メキシコを通じてのアメリカの貿易は自動車関係は非常に大きい。ですからトランプ大統領がメキシコとの関係をどういう形で収めるか、あるいは本当にバリアを作るのか、大変大きな影響が静岡の企業にもある」
商工会議所 杉本浩利副会頭(静岡銀行顧問)
商工会議所 杉本浩利副会頭(静岡銀行顧問) 『雰囲気を大切に』 「今年は賃上げや人手不足だと言われているが事業側も一生懸命景気を良くしようとしているし、経営者も一生懸命景気をよくしようと、従業員もそれに応えようとしている。そういう意味で日本の経済を良くしていくということの雰囲気が今すごく高くなっている。不透明さはトランプ就任してから関税の問題とかどういう問題が…ということは分からないが。経営者が自分がどうしようと思ったことをしっかりやっていくことが大事」 今年は「挑戦」や「成長」の年とされるへび年ですが、県民の生活に追い風が吹くのか。社会情勢の変化にも注目が集まります。